令和 2年 9月 定例会(第3回)令和2年第3回
市川三郷町議会定例会(第12日目) 1.議事日程 令和2年9月14日 午前10時00分開議 於議場 日程第1 付託案件につき
委員長報告、質疑、討論、採決 日程第2 議案第77号 令和2
年度市川三郷町
一般会計補正予算(第8号) 日程第3 同意第5号 市川三郷町大同財産区管理会委員の選任につき同意を求めることについて 日程第4 発委第2号
教職員定数改善、少
人数学級推進、及び
義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出について 日程第5 発議第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について 日程第6
常任委員会委員の選任 日程第7
議会運営委員会委員の選任 日程第8 閉会中の
所掌事務調査の
件 -追加日程- 日程第1 仮議長の選挙 日程第2 議長辞職の件 日程第3 議長の選挙 日程第4 副議長辞職の件 日程第5 副議長の選挙 日程第6
中巨摩地区広域事務組合議会議員の選挙 日程第7 山梨県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙 2.出席議員は次のとおりである。(13名) 1番 秋山豊彦 2番 笠井辰生 3番 齋藤美佐 4番 丹澤 孝 5番 小川好一 6番 高尾 貫 7番 笠井雄一 9番 有泉 希 10番 松野清貴 11番 三神貞雄 12番 村松武人 13番 秋山詔樹 14番 一瀬 正 3.欠席議員(1名) 8番 川崎充朗 4.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(22名) 町長 久保眞一
政策秘書課長 一瀬 浩 防災課長 塩沢正也 総務課長 石原千秀 財政課長 薬袋和幸 町民課長 武田真一 税務課長 芦沢 正 いきいき健康課長 望月和仁 つむぎの湯所長 内藤 勝
福祉支援課長 渡邉まゆみ 保育課長 渡辺浩志 農林課長 望月順二
商工観光課長 林 茂一
生活環境課長 丹沢宏友
土木整備課長 井上靖彦
まちづくり推進課長 渡辺 潤
会計管理者 保坂秀樹 三珠支所長 窪田正彦 六郷支所長 木村竹実 教育長 渡井 渡
教育総務課長 望月利偉 生涯学習課長 森川規彦 5.職務のために議場に出席した者の職氏名(5名)
議会事務局長 海沼良明
議会事務係長 進藤陽子 議会書記 芦沢順司 議会書記 櫻井 茂 議会書記 望月恵美 開会 午前10時01分
◎
議会事務局長(海沼良明君) おはようございます。 開会にあたりあいさつを交わします。 ご起立ください。 相互に礼。 ご着席ください。
○議長(高尾貫君) 改めまして、おはようございます。 本日、第8番、川崎充朗君より、所用のため欠席する旨の届入れがされておりますのでご了承願います。 ただいまから、令和2年第3回
市川三郷町議会定例会第12日目の本会議を開きます。 まず、日程の変更について申し上げます。 本日、議案の追加提案がなされました。 したがって、
議会運営委員長の報告にありましたように、本日の日程に追加し、審議してまいります。 詳細については、お手元に配布いたしました変更日程といたしますので、よろしくお願いいたします。 これより日程に入ります。
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○議長(高尾貫君)
△日程第1 各
常任委員会に付託してありました議案第71号から議案第76号までの6議案、および認定第1号、認定第2号、請願第3号について、各
常任委員長より審査結果の報告を求めます。 最初に、
総務厚生常任委員長、第7番、笠井雄一君。
◆
総務教育常任委員長(笠井雄一君) 議長の命により、
総務厚生常任委員会の審査結果について報告いたします。 本委員会は、9月4日、5名の委員と議長、執行部からは町長以下関係職員が出席し、開会いたしました。 また、
委員外議員多数が傍聴されました。 当委員会に付託されました案件は、議案第71号ほか3議案でありました。 付託案件の審査の結果は、全て原案のとおり可決・認定とするものでありました。 各議案に対しての主な質疑は、次のとおりであります。 まず、議案第71号 令和2
年度市川三郷町
一般会計補正予算(第7号)の歳入では、
民生費国庫補助金に
新型コロナウイルス感染症包括支援交付金350万円が計上されているが、
新型コロナウイルス関連の、これまでの補助金等を財源とした事業の内訳はという質問に対し、
コロナウイルス感染症予防の消耗品等の購入費895万9千円、
特別定額給付金15億7,356万8千円、
子育て世帯臨時特別給付金1,801万3千円、
マスク配付事業費2,740万3千円、
子育て支援臨時交付金1,989万6千円、町民への
商品券配付事業1億6,427万8千円等であると答弁がありました。 次に、過日の新聞に南部町では商品券の配付が好評で、追加配付を検討しているとの記事があった。
本町でも商品券の配付について、「大変ありがたかった」等の声を耳にしているが、2回目の配付等は考えているかという質問に対し、コロナ禍の中での経済対策、生活支援は長期にわたるとみている。今回、町民1人に1万円の商品券の交付を実行したが、さらにどのような施策が有効か検討する中でも、商品券はかなり効果的な施策であるだろうとは思うが、今後、第2弾3弾の施策を検討する中で、何らかの手を打っていきたいと考えているとの答弁がありました。 また、町民に配付されたマスクについて、ゴムが切れたとか、金具が飛び出した等の不具合があったという話を耳にするが、このマスクの品質等について、どう考えているかという質問に対し、そういった不具合に対するご意見を町民の方からいただき、職員に配布したマスクについて調査をし、1.463%に不具合があったことを確認した。この割付で全体を推定し、現在納入業者と協議をしているとの答弁がありました。 次に、
個人番号カード交付事業費補助金に関して、マイナンバーカードの現時点での交付実績はという質問に対し、8月1日現在、交付枚数2,624枚、交付枚数率は16.5%であるとの答弁がありました。 続いて、歳出3款、つむぎの湯・いきいきセンター費では、つむぎの湯は現在長期間にわたり休館となっており、改修工事は、2月中旬に完成し、3月再開の予定とのことだが、再開については早い時期に町民に周知をしてほしいがどうかという質問に対し、工事が完了し、再開の目途が立った時点で、なるべく早く回覧や
インフォメーション等で周知していくとの答弁がありました。 次に、認定第1号のうち、令和元
年度市川三郷町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の
直営診療施設勘定において、胃カメラの購入について、現在の
胃カメラ検査の状況はという質問に対し、現在は、
コロナウイルス感染症の影響で
胃カメラ検査を自粛しており、8月まで検査は行っていないとの答弁がありました。 これに対し、現在は検査を行っていないとのことだが、自粛前にある程度の利用実績があり、必要であるから購入したものだと思うがどうかと質問したのに対し、
胃カメラ検査は、診療所開設当時から行っているが、経年劣化による不具合により、診療中の事故等をきたさないよう、更新したものであるとの答弁がありました。 以上が当委員会に付託されました案件の審査経過ならびに結果であります。 よろしくご審議をお願いいたします。
○議長(高尾貫君) 次に、
教育土木常任委員長、第4番、丹澤孝君、お願いします。
◆
教育土木常任委員長(丹澤孝君) 議長の命により、
教育土木常任委員会の審査結果について報告します。 本委員会は、9月7日、委員全員と、執行部から町長以下関係職員が出席し、開会いたしました。 また、
委員外議員多数が傍聴されました。 当委員会に付託されました案件は、議案第71号ほか3議案、認定第1号、認定第2号および請願1件でありました。 付託案件の審査の結果は、全て原案のとおり可決・認定とするものでありました。 各議案に対しては、多くの質疑がありましたが、主な質疑は、次のとおりでありました。 まず、議案第71号 令和2
年度市川三郷町
一般会計補正予算(第7号)の歳出7款土木費では、篭鼻川浦線は完成する見通しがついたという理解で良いかという質問に対し、対象者1名については、現在も用地交渉を行っているが、ほぼ見通しがついたので、このような予算計上となったとの答弁がありました。 次に、歳出9款教育費では、
市川南小中学校防犯カメラ設置委託料の計上があるが、他の学校への設置状況はという質問に対し、本
年度市川小学校と三珠中学校にそれぞれ設置した。本来は、5年をかけて設置する予定であったが、
市川南小中学校の周辺で不安な事案があり、早急な対応が必要と判断し補正予算での計上となった。他の学校についても来年度以降なるべく早く設置をしていきたいとの答弁がありました。 続いて、認定第1号 令和元
年度一般会計・
特別会計決算認定では、歳出2款、
安心安全対策費で、6月に各戸配付した
風水害地震対策ガイドブックは大変好評であるが、子どもたちから各家庭に関心が波及するように、わが家の
マイタイムラインを防災教育の観点から進めていったらどうかという質問に対し、各家庭での活用については、年間40回から50回の
防災出前講座を行っており、今後もなお一層防災教育を含めた中で周知に努めていく。また、学校における防災教育は非常に重要であり、現在学校では、自分の身は自分で守るという教育を進めている。その意味で
マイタイムラインは有効なものだと考えており、学校においてもこの活用をしっかりしていきたいとの答弁がありました。 続いて、
コミュニティバスの運行費について、
タクシー業者の廃業により、町内には、
富士観光タクシー1社となった。このような中、今後
コミュニティバスのダイヤの見直しの検討はという質問に対し、運行時間の見直しについては、
年間交通会議がある中で、JRの定期的な時刻表の改正と同時に、乗り継ぎ等の検討を行っているとの答弁がありました。 続いて、歳出5
款農林水産業費では、
地域おこし協力隊員の具体的な事業内容はという質問に対して、農林課で予算化しているのは協力員1名分であり、協力企業である桑の郷において、桑畑の管理、草取り、桑の葉の
刈り取り等一連の作業に関わる仕事に従事しており、山保地区において地域活動にも参加しているとの答弁がありました。 続いて、歳出6款商工費では、
手漉き和紙工房がオープンしたが、現在ある和紙を漉く漉き舟は、はがきや卒業証書くらいの大きさの紙しか漉くことができず、もう少し大きい紙も漉けるような漉き舟を整備してほしいとの要望があり、早急な整備をお願いしたがという質問に対し、紙漉き体験ができる最小限の設備を揃えて和紙工房をオープンしたが、今後、青洲高校と交流等も予定しており、大きな漉き舟の整備を検討していくとの答弁がありました。 続いて、歳出8款消防費では、過日の
総合防災訓練で、
衛星携帯電話による訓練が行われたが、電話をかけても通じないという現実が実際にあった。受信状況はどうだったのかという質問に対し、一部の基地局から受信ができない状況となり、メーカーに確認し、再起動することにより対応した。しかし、31機のうちの一部に不具合が生じたため、メーカーと協議し改修を行っているとの答弁がありました。 次に、歳出9款教育費では、各小中学校での図書の購入は、どのような手続きによるのかという質問に対し、各学校の司書からの要望を尊重し購入するということが基本としている。という答弁がありました。 また、生涯
学習センターの体育館の大規模災害時等に避難所となった場合に使用するため準備した冷房機器の台数はという質問に対し、ミストファン1台、送風機およびダクト1台、
工業用扇風機8台、
スポットクーラー8台を購入したという答弁がありました。 次に、
上水道事業会計歳入歳出決算認定では、将来に向けて、上水道事業への危機意識を持ち合わせているかという質問に対し、人口の減少と節水型の機器の普及により、年々、使用水量が減少していることは承知している。このような中、料金収入により収益を出しているが、償還金のピークがあと3年ほどで終わると、収支の改善を見込むことができるものと考えている。 また、現在、策定を進めている
水道ビジョンで将来への対応策、戦略等が見えてくると思うとの答弁がありました。 続いて、
教職員定数改善、少
人数学級推進、及び
義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出を求める請願は、採決の結果、採択することに決定しました。 以上が当委員会に付託されました案件の審査経過ならびに結果であります。 よろしくご審議をお願いいたします。
○議長(高尾貫君) 以上で、各
常任委員長の報告を終わります。 これより、報告に対する質疑に入ります。 (なし) 質疑を終わります。 討論、採決は2回に分けて行います。 はじめに、議案第71号から議案第76号までの6議案、認定第2号、および請願第3号を一括して採決いたします。 6議案および認定1件、請願1件についての
委員長報告はいずれも
原案どおり可決・認定・採択とするものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決・認定・採択することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、6議案、および認定1件、請願1件は
委員長報告のとおり可決・認定・採択することに決定しました。 次に、認定第1号 令和元
年度市川三郷町一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定についての
委員長報告は、原案のとおり認定するものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。 (異議あり。の声) 異議がありますので討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 第14番、一瀬正君。
◆14番議員(一瀬正君) 認定第1号 令和元
年度一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定について反対討論を行います。 安倍政権7年間の下で、社会保障は4兆3千億円の削減、75歳への
年金受給年齢の引き下げ、そして生活保護額の減額等行われてきました。 まず、反対の第1に、
国民健康保険特別会計決算に対する反対討論を行います。 それでは、反対の理由を述べます。
国民健康保険税は、加入者の4人に1人の割合になるほど貧困化、高齢化している状況下なのに、国は国庫負担を抑制し続けてきました。そのために、国保税の高騰は止まらない状況にあります。そして国保税は家族人数が多い世帯ほど税が高くなる「均等割」があるため、中小企業の従業員が加入する協会けんぽと比べ、家族が多いと2倍にも高い額となっています。 昨年度の当初予算の反対討論でも提示しましたが、子育て世帯の経済支援を目的に、国保税の子ども分の均等割を免除する
均等割免除制度が生まれています。 一方、厚生労働省は国保財政の「安定化」を口実に、平成30年度から「都道府県化」を実施しました。それと引き換えに3,400億円の財政支援や、住民運動を背景に一部市町村が値下げしましたが、国は都道府県を使って市町村をさらなる値上げへと誘導しています。 本年度の3月議会の当初予算の反対討論で指摘しましたが、国保加入者に対する対応としては、税の負担増だけではなく、
国保税滞納者に対して短期保険証の発行や、受診した時、100%の医療費を支払わなくてはならない「資格証明書」の発行など、徴収強化が迫られています。国保の構造的危機を招いている要因は、国保への国庫補助金の削減にあります。 安倍首相は退陣しましたが、安倍首相による骨太方針2019は自治体の法定外繰入削減や、
保険税徴収強化の「努力」が足りない場合に備えて、自治体への交付金の減算、つまり罰金措置が必要と明記しました。特に自治体の法定外繰入解消について、新たに「市町村指標」や、
赤字解消目標等、計画が未策定の市町村に対する「マイナス点」など設定しました。 令和元
年度国保会計決算でも、収入未済額は2,958万1,529円、そして不納欠損額は1,298万8,089円、合計4,256万9,618円という状況で、当初予算額の約1割が国保税納税困難という結果が出ています。 市川三郷町の国保事業は、県下に誇れる援助事業が行われてきましたことは評価していますが、
国保財政運営が県に移管されたことと、それによる高齢者の医療負担増にとどまらず、国の国保運営のあり方が国民の願いに逆行していることを指摘し、
国保特別会計決算に反対するものです。 次に、
介護保険特別会計決算に対する反対の理由を述べます。 私は、昨年の3月議会での一般質問で、町長に全国町村会での要請のお願いをしましたが、
介護保険制度はますます悪くなってきており、介護を受ける人、
介護サービスを提供する人たちにとっても重たくのしかかってきています。 昨年の3月議会の一般質問でも指摘しましたが、これまでも
サービス提供者には、①生活援助の時間短縮と報酬の引き下げ、②要支援者の
訪問介護デイサービスを市町村の総合事業に移行、③特養の入所を要介護3以上に制限。そして利用者には
①介護保険料は発足時65歳以上
全国平均月額2,911円だったのが5,869円に値上げ、②特養の自己負担として食費居住費が自己負担化するとともに、
負担軽減制限を縮小、
③サービス利用料は2割負担を平成27年に導入、平成30年には3割負担増を導入と、
サービス削減や負担増を図る制度の改悪が行われてきました。 そして、昨年10月からは在宅生活を支える
基本サービスである生活援助について、国が定めた利用回数を超えた場合に、ケアプランを届け出ることが義務づけられ、また、総合事業では
サービス単価が低く設定されたことで、事業所の撤退が相次いでいる地域があるなど、利用者に新たな困難が生じています。 一方で、
介護保険料は右上がりに増え続けており、保険があって介護なしの実態がますます広がっています。 令和元年度決算における
介護保険特別会計への保険料の普通徴収の収入未済額は304万8,370円で、これらの方は無年金か低年金の方々で、生活困窮が背景にあります。
介護保険料を滞納している人たちは、ペナルティーによって施設入所をあきらめ、必要な
介護サービスを減らされざるを得ません。滞納者の多くを占める低所得者にとって、一層深刻な事態となります。
介護保険制度そのものが高齢者を悩み苦しめる制度になってきていると、私は強い憤りを感じます。 よって、
介護保険特別会計決算に対し、反対するものです。 最後に、
後期高齢者医療特別会計決算に反対する理由を述べます。
後期高齢者医療制度は、高齢者に対する
医療サービスを差別する制度です。年齢による医療の抑制、病院では高齢者を入院させておくと損をする仕組みを作りました。そのために、高齢者は他の病院へ転院を迫られたり、かかりつけの病院から他の病院で診察してもらうには、多額の初診料が要求される制度が作られました。 そういう中で、家計が困難な人ほど自宅で療養せざるを得なくなり、苦しめられているのです。介護保険と同じように年金受給額が少ないため、年金から保険料が天引きできない普通徴収者の令和元年度の収入未済額は、32万2,660円で、
うち過年度分が9万2,630円です。収入が少なくて保険料が払えない人は、どんなに苦しんでいるのか、高齢者だけに心配です。 先進国というのならば、高齢者が長生きしてよかったといえるようにするのが政治に携わる者の務めだと考えます。年齢によって
医療サービスを差別する
後期高齢者医療制度は廃止すべきです。 その立場から私は、
後期高齢者医療特別会計決算に反対するものです。 以上で、認定第1号 令和元
年度一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定についての反対討論を終わります。
○議長(高尾貫君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 第11番、三神貞雄君。
◆11番議員(三神貞雄君) 認定第1号 令和元
年度市川三郷町一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定について、原案に賛成の立場で討論を行います。 はじめに、
国民健康保険特別会計では、持続可能な
社会保障制度の確立を図るため、平成30年度からは県と市町村がともに保険者となって国保運営を担っております。 国保運営に対する財政支援の拡充、低所得者に対する
保険料軽減措置の拡充等により、
医療保険制度の安定化、世代間および世代内の負担の公平化、医療費の適正化がされ、国民皆保険を将来にわたって堅持するためにも必要な制度であります。 続いて、
介護保険特別会計では、平成12年の
保険制度創設以来20年が経過し、3年に一度の見直しを行いながら運営されてきました。令和元年度は、第7期
介護保険事業計画の中間年度として、住み慣れた地域で在宅生活が続けられることを目的とした、
地域包括ケアシステムの推進のため、関係機関との連携や協働を図りながら努力してきたと確認しております。今後も、介護予防や自立支援、介護状態の重症化防止、生活を支える
仕組みづくりを実施するなど、
地域共生社会の実現に向け、さらに取り組んでいくことを期待しております。 続いて、
後期高齢者医療特別会計では、平成12年4月に医療制度が開始され、現在
本町では3,300人余りの方が加入しております。高齢者の医療を支える手となる現役世代の暮らしを守るため、現行制度を堅持し、国民健康保険同様、国民皆保険を将来に引き継いでいくためにも必要な制度であります。 以上、すべての会計で予算の目的に従って、適正かつ効率的に執行されていることが確認できました。 ついては、認定第1号 令和元
年度市川三郷町一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定に賛成するものであります。 以上、賛成討論といたします。
○議長(高尾貫君) ほかに反対討論はありませんか。 (なし) ほかに賛成討論はございませんか。 (なし) 討論を終わります。 これから起立による採決を行います。 認定第1号 令和元
年度市川三郷町一般会計・
特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の方の起立を求めます。 (起立多数) 起立多数であります。 したがって、認定第1号は
委員長報告のとおり、認定するものと決定しました。
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○議長(高尾貫君)
△日程第2 議案第77号 令和2
年度市川三郷町
一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長、久保眞一君。
◎町長(久保眞一君) 議案第77号 令和2
年度市川三郷町
一般会計補正予算(第8号)について 今回の補正は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億6,671万5千円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ114億7,884万1千円とするものであります。 その内容は、第1表「
歳入歳出予算補正」によります。 詳細につきましては、担当課長からご説明申し上げます。
○議長(高尾貫君) 財政課長、薬袋和幸君。
◎財政課長(薬袋和幸君) 議案第77号 令和2
年度市川三郷町
一般会計補正予算(第8号)の内容説明をいたします。 歳入から説明いたします。 4ページをお開きください。 18款1項1目
財政調整基金繰入金は1億6,671万5千円を追加するものです、この繰入金は、歳出の地域活性化商品券事業の財源で、この事業は国の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の対象となっております。 今後、交付決定等がありましたら、全額を財源更正する予定となっております。 以上で、歳入の説明とさせていただきます。 歳出につきましては、
商工観光課長から説明いたします。
○議長(高尾貫君)
商工観光課長、林茂一君。
◎
商工観光課長(林茂一君) 歳出について説明いたします。 6款1項5目地域活性化商品券事業費、1億6,671万5千円を追加するものです。 内容は、現在実施しています商品券事業の第2次となります。金額は第1次と同額、町民1人1万円で、使用期限は令和2年12月1日から令和3年1月31日までを予定しております。 補正予算の内容ですが、10節需用費21万4千円は、消耗品の追加で封筒代となります。 11節役務費623万1千円は、通信運搬費の追加で送料となります。 12節委託料478万円は、その他委託料追加で商品券発行管理業務委託料の追加です。 18節負担金補助及び交付金1億5,549万円は、補助金追加で商品券補助金追加です。9月1日基準日の1万5,549人分となります。 以上、6款の説明とします。 ご審議のほどよろしくお願いします。
○議長(高尾貫君) これより質疑に入ります。 第14番、一瀬正君。
◆14番議員(一瀬正君) 私の店でもお客さんに利用していただいて助かっているんですが、自分がまだ商工会へ行って換金していないので、こんな質問をしては申し訳ないんですが、活用状況について、行政としてはどのように把握しているのか教えてください。
○議長(高尾貫君)
商工観光課長、林茂一君。
◎
商工観光課長(林茂一君) まず、換金率ですが、毎週水曜日に集計をしていただきまして、商工会より報告をいただいております。9月9日現在で40%強となっており6,300万円の換金が行われております。 あと気になるところですが、山間地の高齢者がしっかり使えているのだろうかということで調査をしました。 下九一色地区では民生委員さんを中心に、聞き取りをしたものですが、主に移動販売車で利用をしているということです。 六郷地区では、日用品の買い物でセブンイレブン、また携帯ラジオ、電球の購入ということで、これは個人の電気屋さんに頼んで届けてもらったものと思われます。 市川地区では、親族にお願いをして日用品を購入した。あとは自分で運転ができる方ですが、理髪店やガソリンスタンドで利用をした。それから、親族に依頼してホームセンターやコンビニで依頼をした。あとは親族に依頼か同乗、乗せていってくれる方がいる場合は、その方に同乗して商品券を使いましたというような意見をいただいております。 以上です。
○議長(高尾貫君) 第1番、秋山豊彦君。
◆1番議員(秋山豊彦君) 第2弾の商品券を町民の皆さん方にということで、私が確か、4日の総務委員会で町長に質したところ、こうしていち早く予算計上してくださったことに対しまして、深く敬意を表し、感謝を申し上げるものでございます。素早い対応には、私も驚いたわけであります。 ぜひひとつ、今後何事につけても、やはり町民の声をしっかりと聞き届けていただいて、このような良いことは良いで、町長がまったく対応に対して、私は町民の皆さん方に、このような対応があったということと同時に、この第2弾の商品券が町民の皆さんのお手元に届くということになれば、町民の皆さん方は大変喜ぶと思います。 質問させていただきまして、南部に続いて、いち早い対応、感謝します。なおかつ、担当課長は、この第2弾は、いつ町民の皆さんの手元に届くのか、お伺いしたいと思います。
○議長(高尾貫君)
商工観光課長、林茂一君。
◎
商工観光課長(林茂一君) 商品券ですが、議決いただいた後、すぐに商工会と事業の契約を委託しまして、すぐに商品券の発注に入ります。商品券の発注が約1カ月、前回も1カ月、少しでも早くということでお願いして、1日、2日は早くなりましたが、約1カ月かかりますので、10月15日に納品の予定をしております。 それから、前回、配付を宅配業者に全世帯分をお願いしたわけですが、今回、郵便局とも詰めをしておりまして、全世帯預かった場合は、時間が非常にかかるということで、少しでも町のほうで数を減らしてからお願いしていただければ、対応をしたいということで、今、詰めの協議をしているところです。 ですので、納品があり次第、3庁舎に分けて、車をお持ちでとか、庁舎まで取りに来られる方には、取りに来ていただいて、数を半分を目標くらいに減らして、それから郵便局のほうに頼めればと思っております。 その予定が、一応10月27日、26日までに取りに来ていただいて、27日には配送のほうにお願いができればと考えています。そこから1カ月を見ていただきたいということでしたので、11月末になりますが、11月末までには1カ月ちょっとありますので、完全に配付をしていただいて、12月1日からは全町民が使えるような状態で進めていきたいと思っております。
○議長(高尾貫君) 1番、秋山豊彦君。
◆1番議員(秋山豊彦君) 課長、前回もそうだったけれども、早い配付をなさったという感じはするけれども、まばらに、こっちのほうが届いているけれど、こっちはまだ届いていないというような話が、うちはまだもらっていないというような話を耳にしたわけでありますので、その点もいろいろな角度の中から、しっかり検討をして、1日も早く町民の皆さんのお手元に届くように努力をしてください。 要望で終わります。
○議長(高尾貫君) 第5番、小川好一君。
◆5番議員(小川好一君) 9月現在に40%の消費率、活用しているということでありますが、あとの60%の使用、これを町内でそのまま残ってしまうと、これは問題になるので、何かいい方法でアドバイスなり、広報なりを通じて、何かやってもらいたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(高尾貫君)
商工観光課長、林茂一君。
◎
商工観光課長(林茂一君) 先ほどの高齢者の聞き取りの中にも、忘れていたというような方もいたので、そういう方が少しでも減るように広報、いろいろな形で使い忘れていませんかということで、宣伝をしていきたいと思います。
○議長(高尾貫君) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議案77号は、原案のとおり可決することに決定しました。
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○議長(高尾貫君)
△日程第3 同意第5号 市川三郷町大同財産区管理会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。 地方自治法第117条の規定によって、村松武人君、齋藤美佐さんの退場を求めます。 (退場) 提案理由の説明を求めます。 町長、久保眞一君。
◎町長(久保眞一君) 同意第5号 市川三郷町大同財産区管理会委委員の選任につき同意を求めることについて 令和2年9月30日をもって、全委員任期満了となるため、村松武人氏ほか6名の委員を選任したいので、市川三郷町財産区管理会条例第3条の規定により、議会の同意を求めるものであります。 詳細につきましては、担当課長からご説明申し上げます。
○議長(高尾貫君) 農林課長、望月順二君。
◎農林課長(望月順二君) 同意第5号 市川三郷町大同財産区管理会員の選任につき同意を求めることについて。 今回の選任により、4名の方を再任、3名の方を新規に選任をさせていただきたいと考えております。 つきましては、新規の方について、地域における経歴、職歴等について、代表的なものをご紹介させていただきますが、そのうちお1人は、齋藤美佐議員でありますので、ご紹介は省略をさせていただき、2名の方につきまして、ご紹介をさせていただきたいと思います。 同意第5号の1ページをご覧いただきたいと思います。 名簿の5番目から、7番目の方が新規となります。まず、5番目の遠藤直邦氏つきましては、昭和24年生まれの71歳で、町内で建築業を営んでおられます。また、平成27年7月から現在まで農業委員さんを務められておられる方であります。 次に、6番目の齋藤正樹氏につきましては、昭和24年生まれの70歳で、IT関係の会社に勤務をされまして、当該会社の役員もお務めをされておりました。現在は、大同地区の区長会長を務められておられる方であります。 お二人とも、地域において信頼をされ、人望も厚い人物であり、選任をしたものであります。 ご同意のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(高尾貫君) これより質疑に入ります。 (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案どおり同意することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、同意第5号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 村松武人君、齋藤美佐さん、議席にお戻りください。 (入場) お2人に告知します。 本件については、原案のとおり同意されました。
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○議長(高尾貫君)
△日程第4 発委第2号
教職員定数改善、少
人数学級推進、及び
義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出についてを、議題とします。 本件について、提案理由の説明を求めます。 第4番、丹澤孝君。
◆4番議員(丹澤孝君) 発委第2号
教職員定数改善、少
人数学級推進、及び
義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出について、提案理由を申し上げます。 学校現場では、3月から続く
新型コロナウイルス感染症蔓延により、子どもたちへの学びの保障や心身のケア、感染症蔓延対策が行われています。豊かな学びや学校の働き方改革を実現するためには、加配措置ではなく抜本的な定数改善計画に基づく
教職員定数改善が不可欠であると考えます。 また、義務教育費国庫負担制度については、自治体への財政圧迫や、自治体間の教育格差をなくすためにも、3分の1に引き下げられた国庫負担割合を2分の1に復元することが必要です。 国会および政府において、地方教育行政の実情を十分に認識し、自治体が計画的に教育行政を進めるための措置を講じられるよう要請し、意見書を提出するものです。 以上、提案理由といたします。 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(高尾貫君) これより質疑に入ります。 (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、本件は、原案のとおり可決することに決定しました。
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○議長(高尾貫君)
△日程第5 発議第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書の提出についてを、議題といたします。 本件について、提案理由の説明を求めます。 第9番、有泉希君。
◆9番議員(有泉希君) それでは、発議第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書について提案理由を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の拡大は、経済的、社会的に甚大な影響をもたらしており、国民生活への不安が続いております。このような中で、地方税、地方交付税の大幅な減少等により、今後の地方財政はかつてない厳しい状況になることが予想されます。 このような状況において、地域の実情に応じた行政サービスを安定的かつ持続的に提供していくための財源の確保、充実を求めるよう意見書を提出するものであります。 よろしく、ご審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(高尾貫君) これより質疑に入ります。 (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、本件は、原案のとおり可決することに決定しました。 ここで、暫時休憩といたします。 11時10分といたします。 休憩 午前10時58分
----------------------------------- 再開 午前11時10分
◎
議会事務局長(海沼良明君) ただいま、高尾貫議長より議長の辞職願が提出されています。 本日、川崎充朗副議長が欠席されておりますので、地方自治法第106条第2項の規定によりまして、仮議長の選挙を行うため、地方自治法第107条の規定によりまして、出席議員の中で年長議員であります三神貞雄議員に臨時議長をお願いします。 三神貞雄議員、議長席にお願いします。
○臨時議長(三神貞雄君) ただいま、臨時議長に就任しました。 再開いたします。 地方自治法第106条第2項の規定により、仮議長の選挙を行います。 お諮りします。 仮議長の選挙を日程に追加し、追加日程第1とし、仮議長の選挙を行うことにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、仮議長の選挙を日程に追加し、追加日程第1として仮議長の選挙を行うことに決定しました。
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○臨時議長(三神貞雄君)
△追加日程第1 仮議長の選挙を行います。 お諮りします。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって指名推選にしたいと思います。 ご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。 お諮りします。 指名の方法につきましては、議長が指名することにしたいと思います。 ご異議ございませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって議長が指名することに決定しました。 仮議長に有泉希君を指名したいと思います。 お諮りします。 ただいま議長が指名いたしました有泉希君を仮議長の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名した有泉希君が、仮議長に当選されました。 ただいま、仮議長に当選されました有泉希君が議場におられますので、本席から会議規則第33条第2項の規定により告知いたします。 これで、臨時議長の職務は終了いたしました。 議長を交代します。 仮議長、議長席にお願いします。 暫時休憩します。 休憩 午前11時13分
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○仮議長(有泉希君) 再開いたします。 議長、高尾貫君から議長辞職願が提出されています。 お諮りします。 議長辞職の件を日程に追加し、追加日程第2とし、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議長辞職の件を日程に追加し、追加日程第2とし、直ちに議題とすることに決定しました。
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○仮議長(有泉希君)
△追加日程第2 議長辞職の件を議題とします。 地方自治法第117条の規定によって、高尾貫君の退場を求めます。 (退場) 事務局長に辞職願を朗読させます。
議会事務局長、海沼良明君。
◎
議会事務局長(海沼良明君) 令和2年9月14日 市川三郷町議会副議長 川崎充朗殿 市川三郷町議会議長 高尾貫 辞職願 このたび、一身上の都合により、議長を辞職したいので許可されるよう願い出ます。 以上です。
○仮議長(有泉希君) お諮りします。 高尾貫君の議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、高尾貫君の議長の辞職を許可することに決定しました。 高尾貫君の入場を求めます。 (入場) 高尾貫君から、議長退任のあいさつをしたい旨の申し出がありますので、これを許可します。 高尾貫君。
◆6番議員(高尾貫君) 2018年10月5日、議員各位のご推挙をいただき、第9代町議会議長の要職に就任して以来、川崎副議長とともに誠心誠意議会運営に万全を期すとともに、議員各位のご協力をいただきながら、町政発展のために努力してまいりました。 人口減少時代が到来する中、
本町においても、第1次総合戦略の下、急激な人口減少緩和策や、地域経済の活性化など、将来を見据えた取り組みがなされてきたところでございます。 2020年3月には、第2次総合計画の基本方針に基づき、第2次総合戦略が策定され、議会としても共有をしなければならぬと考えております。 県立高校の再編に伴い、
本町に県立青洲高校が存置できたことは、将来に明るい見通しを感じることができたのかと思うところでございます。 先行き不透明な時代を迎える中、町政の意思決定機関であり、2元代表制の一翼を担う議会の役割と責任は大きく、その重要性は一層増してくるものと考えます。 また、新型コロナウイルス感染拡大防止策は、年明け1月早々に、国、県から予防ガイドラインが示され、
本町においても社会体育施設等においてのガイドラインの決定などを繰り返し実施してまいりましたが、いまだ終息は見通せない状況にあります。 このような状況下、町議会の役割は極めて重要となり、町政のチェック機能はもとより、政策提言や政策立案能力を充実強化し、町民に分かりやすく開かれた議会とするためにも、町民の皆さまの声に耳を傾けることが肝要かと考えます。 今後は、2年間の議長の経験を生かし、皆さまのご指導、ご鞭撻をいただきながら、町政発展と議会の充実に向け、努力してまいる所存であります。 結びに、議員ならびに関係各位の皆さま方のますますのご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、議長、退任のあいさつとさせていただきます。 2年間、本当にありがとうございました。
○仮議長(有泉希君) ただいま議長が欠けました。 お諮りします。 議長の選挙を日程に追加し、追加日程第3とし、直ちに選挙を行いたいと思います。 ご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議長の選挙を日程に追加し、追加日程第3とし、直ちに選挙を行うことに決定しました。
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○仮議長(有泉希君)
△追加日程第3 議長の選挙を行います。 お諮りします。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって指名推選にしたいと思います。 ご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。 お諮りします。 指名の方法につきましては、議長が指名することにしたいと思います。 ご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって議長が指名することに決定しました。 議長に笠井雄一君を指名することにしたいと思います。 お諮りします。 ただいま議長が指名した笠井雄一君を議長の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名した笠井雄一君が、議長に当選されました。 ただいま当選されました笠井雄一君が議場におられますので、本席から会議規則第33条第2項の規定により告知いたします。 笠井雄一君、議長当選承諾のあいさつをお願いいたします
○新議長(笠井雄一君) 議長就任に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。 このたび、議員各位のご推挙をいただき栄誉ある市川三郷町議会第10代議長に就任させていただきました。 議員各位に対し、心からお礼を申し上げるとともに、感謝をいたしている次第であります。 さて、改めて申し上げることもなく、わが国の政治の仕組みは議院内閣制でありますので、内閣総理大臣は国会議員が選任します。したがって、それを支える議員、つまり与党議員がいなければ内閣は成り立ちません。しかし、地方自治体は、自治体の長も、議員も、住民が直接選びますから、2元代表制といわれています。このため、町の執行機関と議会は対等であります。 したがって、首長を支えるための議員は必要ありません。また、議会は執行機関に対する監視や政策提言を行うことも大事な役割であります。 昨今、国の助成制度は、より知恵を絞り、より汗を流した自治体を積極的に、しかも手厚く支援するよう、大きく変わりました。そのため、全国の自治体はしのぎを削りながら、独自のまちづくりを進めています。 この町が国の手厚い支援を受けるためには、議員各位が住民の意見を踏まえ、議会の場で自由闊達に議論し、それを反映した施策を立案することが大事であります。 私は、こうした議会の役割や機能を念頭に置きながら、議会運営を行ってまいりたいと考えております。 また、議長としては公平公正、そして各々の尊厳を保持し、慣例にこだわりすぎず、時代に合った改革を進め、町民感覚と乖離しないよう、努めてまいります。 私は、町民の皆さまから選んでよかった、有ってよかったといわれるような議会にするため、議会基本条例に基づき、町民に開かれた議会、分かりやすい議会、そして信頼される議会をめざし、引き続き議会改革に取り組んでまいりたいと考えております。 以上のとおり、私の議会運営にあたる基本的な考え方を申し上げました。 どうか議員各位におかれましては、私の考え方をご理解いただき、今後の議会運営に対し、ご支援とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げ、議長就任のあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。
○仮議長(有泉希君) これで、仮議長の職務は終了しました。 議長を交代します。 暫時休憩とします。 休憩 午前11時25分
----------------------------------- 再開 午前11時27分
○議長(笠井雄一君) 再開いたします。 副議長、川崎充朗君から副議長の辞職願が提出されています。 副議長辞職の件を日程に追加し、追加日程第4とし、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、副議長辞職の件を日程に追加し、追加日程第4として、直ちに議題とすることに決定しました。
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○議長(笠井雄一君)
△追加日程第4 副議長辞職の件を議題とします。 職員に辞職願を朗読させます。
議会事務局長、海沼良明君。
◎
議会事務局長(海沼良明君) 令和2年9月14日 市川三郷町議会議長 笠井雄一殿 市川三郷町議会副議長 川崎充朗 辞職願 このたび、一身上の都合により、副議長を辞職したいので許可されるよう願い出ます。 以上です。
○議長(笠井雄一君) お諮りします。 川崎充朗君の副議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、川崎充朗君の副議長の辞職を許可することに決定しました。 ただいま副議長が欠けました。 お諮りします。 副議長の選挙を日程に追加し、追加日程第5とし、直ちに選挙を行いたいと思います。 ご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、副議長の選挙を日程に追加し、追加日程第5として直ちに選挙を行うことに決定しました。
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○議長(笠井雄一君)
△追加日程第5 副議長の選挙を行います。 お諮りします。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推選にしたいと思います。 ご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。 お諮りします。 指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。 ご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議長が指名することに決定しました。 副議長に小川好一君を指名したいと思います。 お諮りします。 ただいま、議長が指名した小川好一君を副議長の当選人と定めることに、ご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名した小川好一君が副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました小川好一君が議場におられますので、本席から会議規則第33条第2項の規定により告知いたします。 小川好一君、副議長当選承諾のあいさつをお願いいたします。
◆新副議長(小川好一君) 大切な時間をいただきまして、一言就任のごあいさつをさせていただきます。 このたび、議長からのご指名と推選をいただき、また、議員各位のご理解を賜り、第10代副議長に就任することとなりました。 まことに身に余る光栄に感謝をいたしているとともに、その責任の重大さに身の引き締まる思いでございます。 合併から15周年を迎えるにあたって、
本町の発展はもとより、町民の皆さまから親しまれ、信頼される議会をめざし、努力をしてまいります。 議会の運営につきましては、笠井議長を補佐し、公正公平かつ円滑な運営をもって、町民の負託に応え、理解をいただける議会となるよう、努力をしてまいります。 今後とも、よろしくお願いを申し上げ、就任のあいさつとさせていただきます。
○議長(笠井雄一君) ただいま、
中巨摩地区広域事務組合議会議員、山梨県
後期高齢者医療広域連合議会議員が、それぞれ1名欠けております。 お諮りします。
中巨摩地区広域事務組合議会議員の選挙、山梨県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を日程に追加し、追加日程第6、追加日程第7とし、直ちに選挙を行いたいと思います。 ご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、
中巨摩地区広域事務組合議会議員の選挙、山梨県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を日程に追加し、追加日程第6、追加日程第7として、直ちに選挙を行うことに決定しました。
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○議長(笠井雄一君)
△追加日程第6
中巨摩地区広域事務組合議会議員の選挙、追加日程第7 山梨県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を一括議題とします。 お諮りします。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推選にしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。 お諮りします。 指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議長が指名することに決定しました。 ここで、暫時休憩といたします。 休憩 午前11時35分
----------------------------------- 再開 午前11時37分
○議長(笠井雄一君) 再開します。
中巨摩地区広域事務組合議会議員に、第7番、笠井雄一を指名します。 次に、山梨県
後期高齢者医療広域連合議会議員に第6番、高尾貫君を指名いたします。 お諮りします。 ただいま指名しました諸君を各組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名しました諸君が、各組合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました諸君が議場におられますので、会議規則第33条第2項の規定によって、当選の告知をいたします。 暫時休憩といたします。 休憩 午前11時38分
----------------------------------- 再開 午前11時40分
○議長(笠井雄一君) 再開します。
-----------------------------------
○議長(笠井雄一君)
△日程第6
常任委員会委員の選任を行います。 常任委員の選任につきましては、委員会条例第7条第4項の規定によって、お手元にお配りした名簿のとおり指名したいと思います。 ご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、各常任委員は、お手元にお配りした名簿のとおり選任することに決定しました。 ここで正副委員長互選のため委員会を開きます。 委員会条例第9条第1項の規定により、ただちに
常任委員会を招集します。
総務厚生常任委員会は委員会室、
教育土木常任委員会は議会会議室で行います。 暫時休憩とします。 休憩 午前11時42分
----------------------------------- 再開 午前11時44分
○議長(笠井雄一君) 再開します。 各
常任委員会の正副委員長の互選が行われましたので、報告いたします。
総務厚生常任委員会委員長 丹澤孝君、副委員長 齋藤美佐さん。
教育土木常任委員会委員長 有泉希君、副委員長 笠井辰生君。 以上であります。 暫時休憩といたします。 休憩 午前11時44分
----------------------------------- 再開 午前11時45分
○議長(笠井雄一君) 再開します。
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○議長(笠井雄一君)
△日程第7
議会運営委員会委員の選任を行います。 お諮りします。
議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第4項の規定によって、お手元にお配りした名簿のとおり、指名したいと思います。 ご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、
議会運営委員会委員はお手元にお配りした名簿のとおり選任することに決定しました。 ここで正副委員長互選のため委員会を開きます。 委員会条例第9条第1項の規定により、直ちに委員会室において議会運営委員会を招集します。 暫時休憩とします。 休憩 午前11時46分
----------------------------------- 再開 午前11時48分
○議長(笠井雄一君) 再開します。 議会運営委員会の正副委員長の互選が行われましたので、報告いたします。
議会運営委員会委員長 高尾貫君、副委員長 小川好一君。 以上であります。
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○議長(笠井雄一君)
△日程第8 閉会中の
所掌事務調査の件を議題とします。
議会運営委員会委員長から会議規則第75条の規定によって、お手元にお配りしました申し出のとおり、議会の会期、日程等の議会運営に関する事項および議長の諮問に関する事項について、継続調査の申し出がありました。 お諮りします。 委員長からの申し出のとおり、継続調査とすることにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。 なお、
総務厚生常任委員会委員長、
教育土木常任委員会委員長からも会議規則第75条の規定によって、お手元にお配りしました申し出のとおり、継続調査の申し出がありました。 お諮りします。 委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。 以上で、本定例会に付議されました案件の審査はすべて終了しました。 これをもって、令和2年第3回
市川三郷町議会定例会を閉会します。 大変ご苦労さまでございました。 閉会 午前11時50分 会議の経過を記載して、その内容が相違ないことを証するためにここに署名する。 令和 年 月 日 市川三郷町議会議長 会議録署名議員 会議録署名議員 会議録署名議員 本会議録の作成にあたった者の氏名は次のとおりである。
議会事務局長 海沼良明
議会事務係長 進藤陽子 議会書記 芦沢順司 議会書記 櫻井 茂 議会書記 望月恵美...